こんにちは!
今回は、中学生理科の勉強の仕方で押さえておきたい
「逆さ問題」暗記法のやり方をご紹介します。
定期テスト前の学習に断然おすすめです!
…逆さ問題暗記法って何?って感じですよね(笑)
英数国と比較すると、
理科は範囲も狭く得点UPがしやすい教科、
と言われています。
ところが、中学生の多くは
家でも塾でも英数をメインに勉強しますので、結局理科は
「得意な人が成績が良い」
「苦手な人は成績が良くない」
という当たり前の結果に落ち着いてしまいますね。
これは非常にもったいない。
理科は「点数の伸ばしやすい教科」
なのですから、正しい勉強の仕方を身につけ実践すれば、
みるみるうちに理科があなたの得意科目に変わるはずです!
反復して覚えれば高得点!のはずが…
理科は社会と同じく暗記する要素の多い教科です。
そして、中学生理科のテストは
「暗記しているだけで点数になる」
問題が多く出されます。
こんなに美味しい話はありません。
しっかり反復して覚えれば高得点が望めるのですから。
にもかかわらず、
「理科が苦手」「暗記が苦手」
と言って目を背け現実逃避する生徒たちを、
管理人は塾講師時代に多く目の当たりにしました。
そして、捕まえた先からどんどん暗記のやり方を洗脳していきました。
それが、「逆さ問題暗記法」です。
暗記が苦手な生徒の2通りの言い訳
「暗記が苦手」
という生徒の言い訳は2通りありました。
1つ目は、
「そもそも暗記しようとしていない」
のパターン。
食わず嫌いってやつです。
そんな中学生には、
「暗記してもないのに暗記が嫌いなんてよく言えたな!」
と怒りながら(笑)
テスト形式で暗記していく方法を教えました。
闇雲にノートに5回10回書いて覚えるより、1回「テスト」を作って
取り組んだ方がはるかに脳への定着率は高まります。
ちなみに、テストの作り方は簡単です。
テストの時に提出するワークがありますよね?
その中で自分が間違えた問題をピックアップして
紙かノートに書きだし、もう1回テストのように何も見ずに解く。
それだけです。
提出物は、提出することが目的ではありません。
提出物を使って、覚えたり理解することが目的です。
そして2つ目は
「重要語句は覚えたのに
テストでは点がとれない」
というパターンです。
このパターンの生徒に指導したのが、
「逆さ問題」暗記法です。
「逆さ問題」暗記法とは?
「逆さ問題」暗記法とは、
読んで字の如く
問題を「逆さから解く」勉強法です。
…今、問題集をくるっと
上下ひっくり返した人!
その場で1分間立ってなさい!(笑)
学校・塾や書店で売られている
理科社会のワークには、たいてい
「一問一答」のページがありますね。
問題文を見て説明文に当てはまる
用語を答えるモノです。
小学校のテストなら、
一問一答の答えを暗記しておく
だけでも高得点を取ることは可能でしたが…
中学生になると、
教科書や問題集からそのまま問題が出される、
なんてことは少なくなるわけです。
加えて、最近は理科社会でも
記述形式で問われる問題が
増えていますので、
「どのような性質ですか?」
「なぜこのように反応したのか答えなさい」
のように説明できる力が必要なのです。
そこで出番なのが、逆さ問題暗記法です。
やり方は至って簡単!
まずはいつものように、
一問一答形式で解答します。
分からない問題は赤ペンで直し、覚えなおします。
これで答案が出来ましたね。
そうしたら、
今度は解答欄だけ見えるようにして
問題文を全て隠します。
(下敷きでもなんでも○良い)
そうです。
つまり今度は解答欄に書かれた用語を見て、
その用語の性質・働き・特徴などを
説明するテストを開始するんです。
答えを丸暗記しただけの人は、
まず答えられません(笑)
つまり、そのままでは
「説明しなさい」のような記述問題、
それに少し言い方を変えて出された応用問題に対応できない、
ということです。
逆さ問題暗記法を実践することで、
重要語句暗記もその説明も
両方可能になります。
そしてもう1つ良い点。
それは、
「忘れにくい」
というところです。
1回の作業で2回反復し、
それぞれ違う観点から覚えるので、
脳にも定着しやすいようです。
この方法は社会にも使うことが出来ますよ!
→【勉強の仕方】効率の良い社会の暗記方法、知ってるだけで+20点!
逆さ問題暗記法、
ぜひ実践してみてくださいね!