こんにちは！
今回は、お子さんが
辞書を引くのがどんどん楽しくなってしまう、
そんなおすすめの国語辞典の
人気ランキングベスト3をご紹介します！

国語辞典に限らず、漢字字典でも、
英和辞典でもそうですが･･･

やっぱり辞書を選ぶ上で大事なポイントは、
「役に立つ情報が多いかどうか」
「興味を惹く情報が多いかどうか」
という点だと管理人は考えます。

中高生が使うにしても、大人が使うにしても
そのポイントは外せないですよね。

「用語の量が多い」だけなら、
「広辞苑」（岩波書店）や「大辞林」（三省堂）など
ページ数の出来るだけ多い国語辞典を
選べば良い話ですが･･･

管理人は、あの膨大なページ量を見ただけで
調べるのがちょっと億劫になりますし（汗）、
持ち運んだりといった使い勝手も考えると
単にページ数の多い少ないで選びたくない、
という気持ちになります。

しかし、かといって電子辞書に頼るのは
好まないといいますか･･･

自分が調べる過程で偶然目にした情報も
しっかりと自分の知識として植えつけたい、
また辞書がボロボロになるまで使い込んだときの
使い古した辞書を見て感じる達成感を味わいたい･･･
そのために、電子辞書よりも紙の辞書を使いたいと
思うのです。

そこで今回は、
管理人が勤める塾で国語を担当する講師たちと
議論し、また進学校に進む生徒たちにも
ヒアリングをした上で決定した
おすすめの国語辞典の
人気ランキングベスト3をご紹介します！

個性が光る語釈＆豊富な例文がおすすめ！「新明解国語辞典 第七版」

辞書引きが楽しくなる、おすすめ国語辞典の
人気ランキングベスト3、第3位は
「新明解国語辞典 第七版」
です！

新明解国語辞典小型版第7版 [ 山田忠雄（国語学） ] 価格：3,024円（税込、送料込）

「新明解」の特徴は、独特な「語釈」と
「文法」＆「運用」の欄です。
「恋愛」「実社会」等々、国語辞典としては珍しく
主観的且つ個性的で、ユニークな語釈が多く
掲載されているため、調べていて飽きません。

語釈に続いて記載されている「運用」部分には
その語を用いた例文が挙げられていますが、
これも語釈部分に負けず劣らずウィットに富んだ
文章で「クスッ」と笑えるものも多く含まれています。

語源についても他の辞書よりも記述が豊富なので、
言葉のトリビア的要素を多く身につけたい
知識欲の高い人にもぜひおすすめです！

ザッツ金田一ワールド！コラムが楽しい「学研 現代新国語辞典 改訂第四版」

辞書引きが楽しくなる、おすすめ国語辞典の
人気ランキングベスト3、第2位は
「学研 現代新国語辞典 改訂第四版」
です！

【バーゲン本】学研現代新国語辞典　改訂第四版 [ 金田一　春彦　他編 ] 価格：1,566円（税込、送料込）

「現代新国語」は
現代国語学の父、金田一春彦氏が「理想の国語辞典」を追求して
作り上げた優良辞書。

語釈が簡単明瞭で、クセがなくシンプルな使いやすさは
断トツです。
また、同訓異字など間違えやすい言葉・漢字について
その違いと使い方がそれぞれ丁寧に説明されており、
金田一氏のこだわりと優しさが感じられます。

そして一番のおすすめポイントは
「類語」や「表現」について書かれたコラム。
それぞれの言葉の使い方について詳しく書かれた
内容は読み応えがあり、日本語の面白さを
再認識できる「読み物」です！

第1位　実用的な辞書ＮＯ.１！いつも傍に置いておきたい「明鏡国語辞典 第二版」

辞書引きが楽しくなる、おすすめ国語辞典の
人気ランキングベスト3、第1位は
「明鏡国語辞典 第二版」
です！

明鏡国語辞典第2版 [ 北原保雄 ] 価格：3,132円（税込、送料込）

この「明鏡」は、何といっても
「文章を書くときに役立つ」辞書として
人気が高いです。

単純に意味を調べるためだけでななく、
語法や語感などその言葉を文中に使う際に
知りたいことが例文や丁寧な注釈などで
記載されているため、まさに
「痒い所に手が届く」辞書と言えます。

また「明鏡」の特徴の１つとして、
言葉の誤用などを積極的に掲載し、
意味はもちろん、正しい『使い方』を指南する
他の辞書とはひと味違った性質をもつ点が
挙げられます。

例えば、
「シミュレーション」意味説明があり、
後ろの方に「シュミレーションは誤り」
と丁寧に書いてあります。

言葉の使い方をいろいろと間違うことが多い
現代っ子にとって、この気遣いは有難い
ですよねー。

全体的に文字が太めではっきりとした印象を
与えるところも、ストレスなく辞書引きをするための
重要なポイントです！

言葉を知ると人生は輝く

辞書引きが楽しくなる、おすすめ国語辞典の
人気ランキングベスト3は

• 第3位　新明解国語辞典 第七版
• 第2位　学研 現代新国語辞典 改訂第四版
• 第1位　明鏡国語辞典 第二版

でした。

３つの辞書に共通して言えることは、
「言葉を深く知るための工夫」が
随所に散りばめられている、という所です。

製作者の言葉に対する「愛」を感じますし、
同時にこれらの辞書を使う人が
言葉に興味を持ち、知識を増やし、
使いこなせるようになって欲しい、
という願いが込められています。

言葉を知ると、人生は輝く。
管理人は塾講師という仕事を通じて、
そう感じることが出来ました。

だから、もっと言葉を深く知りたいし、
もっと多くの表現が出来るようになりたい。
優良な辞書は、そういった気付きを与えてくれる
ツールになり得ます。

お子さんに辞書を買おうとお考えの保護者様、
また自分用に1冊、とお考えのあなた。

今回ご紹介した3冊もご参考いただいた上で、
素敵な辞書との出逢いがあることを
お祈りしています！

→【本当に使える】英語の単語帳、迷ったらこれ！おすすめ3選！