こんにちは!
今回は、
勉強に集中するための
効率の良い時間の使い方について
ご紹介します。
友達や先生、親に対して、自分が
どれだけ勉強したかを示すとき、
「何時間机に向かった」
という形で話す人が大多数では
ないでしょうか?
管理人は塾講師時代、受験生から
「昨日の休日は10時間頑張った!」
「図書館で朝から晩まで勉強した!」
という報告をよく耳にしてきました。
しかし、それにより全員が
その労力に見合う成果を出せたかと
いうとそうではなく、いつも
成績がグンと上がった子と
そうでない子の2パターンに
分かれてしまうのです。
「同じ時間を使うのなら、
より効率よく、成果に結びつく
時間の使い方をして欲しい…」
と思い、その度にその子と
勉強に集中するための
時間の使い方について
細かく話し合いました。
そこで今回は、
勉強をより集中して進めるための
勉強の仕方と時間の使い方について
ご紹介したいと思います!
目次
ただ時間をかければいい、というものではない
あなたが勉強の成果を
本番で十二分に発揮するためには、
お察しの通り、ただ勉強時間を
かけても意味がありません。
人が集中を保つことができる時
というものは限られています。
そのため、
だらだらと勉強を続けていても
成果は上がらないのです。
できるだけ細切れに休憩を
はさみながら行う方が
効果的なこともあります。
また、
夜にしっかり睡眠をとることも
学んだことを身に付けるために
必要だといわれています。
やみくもに勉強を続ける
のではなく、効率的に、
集中して行うことが大事です。
具体的にどう勉強すべきか

By: srizki
では、具体的にはどうやって
勉強をすすめていけばよいのでしょうか?
重要なのは次の2点です。
時間や目標を細かく分けて、「達成する癖」をつける
集中力を保ちながら
効率的に勉強していくためには、
まずやるべきことを細かく
区切ってみましょう。
単元やページ数、問題数などで
区切りのよいところを探していきます。
できれば15分程度でできる単位に
してみるとよいでしょう。
それが終わったら5分程度休憩、
その後また違うものに取り組む、
という形で進めていくと、
飽きずに集中力を保ち続けることができます。
時間だけではなく、
内容についても細かく区切ります。
いきなり
「英単語100個覚える!」
「模試の直しを今日中に全て終わらせる!」
という時間のかかりそうな目標を
立てると、「達成癖」がつきにくく
モチベーションは徐々に下がってしまいます。
「10分で単語を10個完璧に覚える!」
「1時間で数学の模試直しを完璧に終わらせる!」
こちらの方がゴールが見えるので、
集中力も増してやる気も下がりません。
人は「達成癖」がつくと、
次のゴールに向かって積極的に
動けるようになる生き物です。
場所を替える&体を動かしながら覚えるという「リフレッシュ」

By: Tommy Wong
勉強する際、机の前だけではなく、
場所を変えてみるのも効果的です。
出先などで暇ができた時に確認する
小型の問題集やメモなどを持ち歩いて
少しずつ勉強していくのも効果があります。
また、
時には体を動かしながら覚えるのも
気分転換になり、リフレッシュした
状態で勉強を続けることが出来ます。
「アメトーーク」の勉強大好き芸人でも
京大卒芸人のロザン宇治原が
古典で覚えるラ変動詞の
「あり・をり・はべり・いまそかり」
をバスケのシュートフォームの
リズムに乗せて体で覚えた、という
エピソードを話していました。
試験本番でも2時間以上続けて
机に座ることはあまりないので、
限られた時間の中で自身の
最大集中力が発揮できるよう
訓練することが必要だと管理人は考えます。
勉強は時間よりも中身が大事

By: Tom Garnett
「時間よりも中身が大事」
言われてみれば当たり前なのですが、
自分が学習内容を濃くするために
何か工夫できているかというと、
胸を張って「自分は出来ている!」
と言う人は少ないのではないでしょうか?
ぜひ、上記に紹介したような
時間の使い方で、より成果に直結する
学習を心がけましょう!